日中友好のいしずえ 草野心平・陶晶孫と日中戦争下の文化交流
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佐藤 竜一著 /46判 237頁 定価:1785円(税込)

ISBN-4-89022-780-6 C0020 \1700E

中国では日清戦争後、空前の日本留学ブームが起きた。 そのころ、日本に留学した陶晶孫と、たったひとりの日本人留学生として中国・広州に渡った草野心平は、上海でめぐり逢う。 このふたりの軌跡を追いながら、日中戦争という苦難の時代に両国の架け橋になった人びとを掘り起こす。 埋もれていた資料や秘話も収録した貴重なドキュメント!

草野心平と陶晶孫とが親交を結んだのは日中戦争の渦中の中のことである。不幸な歴史に翻弄されながらも、互いの国を愛し、両国の平和を願った日中の留学生たち。著者は、陶という、日本ではあまり知られていない優れた文学者に光を当てるとともに、陶と草野の出会いが織りなす物語を通し、これまでにないかたちで日中戦争というものを描き出した。 黒田清(黒田ジャーナル代表)

佐藤竜一(さとう・りゅういち) 1958年、岩手県生まれ。法政大学法学部卒。中国研究者・新島淳良氏に師事し、中国語・中国文学を学び、編集者をしながら執筆活動をつづける。

フィリピン市民革命の真相 ピープル・パワーの勝利
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國安正昭著 /46判 254頁 定価:1631円(税込)

ISBN4-89022-758-X C0036 \1600E

フィリピン市民革命の真実!

「自分たちは死んでもよい」と悲壮な決意で反旗をひるがえした兵士たちを、祖国愛に燃えた民衆が素手で守った。マルコス政権崩壊とアキノ政権誕生の真相をドラマチックに描く力作。

全世界の人びとの耳目を引いたフィリピン政変の実態。これは当時マニラに在勤し、マルコス・アキノ両陣営に通じ、イメルダ夫人とも親しかった日本国現役外交官が迫る感動のヒューマン・ドキュメントだ。これまで報道されなかった真実も明かされている。作家・深田祐介

国安正昭(くにやす・まさあき) 1938年生まれ。山口県出身。県立安下庄高卒。東京大学在学中に外交官試験合格、1962年卒業。国連代表部、中南米一・二課長、国際連合局科学課長、経済協力局経済協力第一課長、経済局調査官、在ソ連大使館参事官、在フィリピン大使館公使兼マニラ総領事、大臣官房外務参事官、同審議官、東京都外務長歴任後、1992年駐スリランカ(セイロン)特命全権大使、平成7年駐ポルトガル共和国特命全権大使。主な著書に『ソ連とのつきあい方』(善本社)など。(1996年5月現在)

 

宮沢賢治の東京 東北から何を見たか
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佐藤 竜一著 /46判 215頁 定価:1631円(税込)

ISBN4-89022-754-7 C0095 \1553E

遺書は東京で書いた!

若き賢治は、無断あるいは突如上京して、上野、浅草、銀座、巣鴨、日比谷…などを訪ね歩き、9度めの最後は病いに倒れ、神田駿河台の旅館で遺書をしたためている。 その2年後、37歳の短い生涯を閉じた。 延べ350日に及んだ東京での日々を克明に追う。

東北から出てきた賢治は、洋館や三越のエスカレーターに魅せられ、短歌に「霧雨のニコライ堂の屋根ばかりなつかしきものはまたとあらざり」と詠む。東京駅、帝室博物館、小石川植物園、日本橋、明治座、とげぬき地蔵、明治神宮、日比谷公園、丸善、丸ビル、築地小劇場では何を夢見たか。

黄瀛(こうえい) その詩と数奇な生涯
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佐藤 竜一著 /46判 219頁 定価:1631円(税込)

ISBN4-89022-739-3 C0023 \1600E

 中国人を父に、日本人を母に、二つの祖国を風雪に耐えて生き抜いてきた勁草の詩人―ここにあり。 限りなき詩魂とともに、日中文化交流に身を賭した男の一生を描く。

宮沢賢治とも親交のあった“幻の詩人”の評伝!

日本と中国の架け橋になった文学者というと、魯迅、井上靖といった「大作家」の名はすぐ出てくるが、黄瀛を挙げる人は、中国でも日本でも少ない。黄瀛は、詩人である。その詩は、完璧な日本語で書かれた。高村光太郎、木下杢太郎、宮沢賢治とも詩友であった。しかし国民党軍の将校となったという経歴から、彼の名は埋もれたままであった。このたび著者は、親しく黄瀛に会い、その珠玉の詩を収録して、この一書を成した。初めての本格的な黄瀛の評伝である。新島淳良(中国研究者・元早稲田大学教授)

京・祇園―幽玄なる伝統美の世界
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小原 源一郎・文 板倉 有士郎・写真/A5判 213頁 定価:2854円(税込)

ISBN4-89022-738-5 C0039 \2800E

悠久の時を超えて伝承されてきた現代に生きる伝統美の世界。

京の街に咲く優美・華麗・妖艶な芸妓・舞妓たちの織りなす多彩なドラマや数々のエピソードを"祇園作家"が描く。 平安建都1200年記念出版。日本図書館協会選定図書。

小原源一郎(おばら・げんいちろう)(筆名・章輔) 1918年、京都府生まれ。京都一中、同志社大学法学部卒業。京都新聞芸能課長時代に、井上八千代、片岡仁左衛門、中村鴈治郎などの芸道一代記を(共著を含む)二『京舞』(淡交社)、『祇園抄』(麹町出版)、『祇園舞妓抄』(吉村書房)『祇園』(日本交通公社)などがある。

板倉有士郎(いたくら・ゆうじろう)(本名・昌之) 1943年、千葉県生まれ。小学校のころからのカメラ好きが高じて、写真家として活躍。祇園町の人々、芸妓・舞妓の姿、街のようすや風習などを撮りつづけている。写真集『祇をん舞妓の四季』がある。

 

ホレホレ・ソング 哀歌でたどるハワイ移民の歴史
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ジャック・Y・タサカ著 /46判 210頁 定価:1575円(税込)

ISBN4-89022-710-5 C0022 \1500E

ハワイ移民哀歌――国際化・地域化のパイオニアたちの苦闘の歴史

その昔、ハワイのプランテーション農場では、日本人移民の間で、ホレホレ節がさかんに歌われた。ホレホレとはハワイ語で砂糖キビの枯れ葉をむしることで、草分け同胞は炎天下でホレホレしながら、望郷の念にかられ、耕地労働の辛さや日常生活の苦しみなどを歌にうたった。異国に幸せを求めて海を渡った無名の人びとの、炎天下のキビ畑で繰り広げられる血と汗と涙の物語。次代に伝えられるべき日系移民の大きな遺産――はじめての"ホレホレ節考"。太平洋時代に向けて、もっとハワイを知る本!

ジャック・Y・タサカ (田坂養民) 1914年、ホノルル市生まれ。大阪商科大学(現・大阪市立大学)予科に学ぶ。元ジャーナリスト。おもな論文に「日系初代の遺産・ホレホレ節考」(『ハワイ報知』紙に8回連載)がある。

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